袴田事件についてIPJの笹倉・西の解説が新聞に掲載されました

昨日の東京高裁の再審開始決定維持の判断を受けて、2023年3月14日の朝日新聞朝刊に副代表の笹倉香奈の談話が掲載されました。

このほか、笹倉の談話およびコメントが、同日の産経新聞朝刊および読売新聞静岡県版にも掲載されています。産経新聞の談話では、諸外国の例を引き、検察は自ら誤りを正す必要があると述べています。

また、静岡新聞に西愛礼(大阪弁護士会)が解説記事を書きました。

なお、台湾イノセンス・プロジェクトおよびIPJのメンバ―の李怡修(リー・イシュウ)も、台湾の再審法や法制度の観点から朝日新聞に解説を寄せています。

袴田事件は死刑再審事件であり、今回、東京高等裁判所が捜査機関による証拠のねつ造を示唆したことは非常に重大です。

袴田事件の弁護活動にIPJは直接かかわっていませんが、IPJのメンバ―は袴田巌さん、ひで子さんや袴田弁護団のメンバ―、支援者の皆様とも意見交換などをさせていただいてきました。一刻も早く袴田さんの再審公判が開かれ、雪冤されることを祈っています。