私たちについて

稲葉光行(代表)
立命館大学教授
専門は情報科学・認知科学。第二次人工知能(AI)ブームが起きた1980年代から、言葉を理解するAIの研究開発に従事。 2010年頃に、コンピュータによる供述分析を依頼されたことをきっかけに、日本の司法判断の「非科学性」に疑問を持つ。 その後「科学」の視点でえん罪を検証するイノセンス・プロジェクトを知り、ニューヨーク本部を訪問。帰国後、日本で同様のプロジェクトを構想しておられた方々と出会い、日本版イノセンス・プロジェクト(えん罪救済センター)の立ち上げに参加。代表を仰せつかる。 趣味はデータ分析ソフトで“遊ぶ“こと。
笹倉香奈(副代表)
甲南大学教授
甲南大学教授 専門は刑事訴訟法。在外研究でアメリカに留学中、ワシントン大学のイノセンス・プロジェクトの活動に参加した。えん罪救済のための活動がアメリカの刑事司法を大きく変えたことを見て、日本でも同様の活動を立ち上げられないかと考える。帰国後、イノセンス・プロジェクト・ジャパンの設立に関与し、現在は副代表。イノセンス・プロジェクト・ジャパンのほか、こども虐待えん罪の雪冤に焦点をあてたSBS検証プロジェクトの共同代表をつとめる。趣味は散歩、パン屋めぐり。

運営委員

運営委員(五十音順)

池田良太
弁護士(京都弁護士会)
湖東記念病院事件の第2次再審請求で弁護団の中枢を担った。 同事件では幸運にも再審開始決定と再審無罪判決を勝ち取ることができたが、それはイノセンス・プロジェクト・ジャパンからの支援や、その他の諸団体からの支援があったからこそである。 再審の弁護活動を通じて、支援のありがたみを実感した。
渕野貴生
立命館大学教授
大学生のときに参加した犯罪報道による報道被害問題を考えるサークルで、松山事件(宮城県で起こった死刑再審無罪事件)のことを調べたのがきっかけで、冤罪の問題を知る。現在は、刑事法研究者として「取調べ」「裁判官論」「刑事司法制度」などを中心に研究している。趣味というほどではないが、空いた時間には、アメリカの犯罪ドラマを好んで見ている。
川崎拓也
弁護士(大阪弁護士会)、京都大学法科大学院非常勤講師
弁護士登録当初から刑事事件に取り組み、アメリカ留学中にイノセンス・プロジェクトの運動に触発され、日本におけるえん罪問題に取り組む。近時は、取調べへの弁護人立会いに関心を持ち、関連の論考が多い。「取調べへの弁護人立会いをなぜ認めないのか」(岩波書店『世界』2022年2月号)など。弁護士としてのモットーは「声をあげられない人の声を伝えること」。趣味はお酒を飲むこと。
西 愛礼
弁護士(大阪弁護士会)、元裁判官
元裁判官 裁判官と弁護士の2つの立場から無罪判決に関わる。えん罪被害の深刻さを知り、えん罪事件の予防と救済を誓う。現在はイノセンス・プロジェクト・ジャパンを含むえん罪救済活動に参画するほか、えん罪に関する研究活動に従事する。趣味は写真と映画。ワインエキスパートと保育士資格を保有。
城使洸司
弁護士(大阪弁護士会)
弁護士1年目よりイノセンス・プロジェクト・ジャパンに参画する。弁護士としては多数の刑事事件に携わっており、無罪を争う事件だけでなく、行為依存のある方の弁護など、様々な事件を取り扱う。また、取調べへの弁護人立会いの問題にも関心がある。最近の趣味は観劇(夫婦で宝塚歌劇団に通う)
遠山大輔
弁護士(京都弁護士会)
免田事件(日本初の死刑確定囚の再審無罪事件)に触れて刑事手続に興味を持つ。Winny事件弁護団、舞鶴女子高生殺害事件弁護団で逆転無罪判決を経験。裁判員裁判に重点的に取り組み、2件の(一部)無罪判決を獲得。近時は刑事弁護技術の普及に重点を置き、後進の育成に勤しむ。趣味は囲碁、釣り、長唄。
湯浅彩香
弁護士(大阪弁護士会)
幼い頃にえん罪に苦しむ人の味方になりたいという想いを抱き、刑事弁護人を志す。弁護士1年目からIPJの運営委員・審査委員として活動。大阪で刑事弁護人として日々の業務をこなし、休日はギター教室、絵画教室に通う。
亀石倫子
弁護士(大阪弁護士会)
大崎事件第4次再審弁護団での弁護活動を通じて、えん罪や再審制度について問題意識を深め、イノセンス・プロジェクト・ジャパンに参画。これらの問題に関する情報発信やクラウドファンディングを活用した支援の呼びかけなど、広報面の強化に取り組む。趣味は旅行と語学学習(フランス語)。
松本亜土
弁護士(大阪弁護士会)
大学の講義で、今も冤罪で苦しんでいる方がおられると知り、衝撃を受ける。大学院時代に、恩師の先生よりIPJのことを聞き、シンポジウムに参加。弁護士や研究者が一丸となって、再審請求への道を必死に検討していたことに感銘を受ける。弁護士として、再審に繋げられるよう尽力したいと思い、取り組んでいる。趣味はラーメン屋巡り。
森久智江
立命館大学法学部教授
犯罪学・刑事政策学を嗜み、音楽、舞台、映画、美味しいものを愛する人。特技はオーストラリアの夕暮れのコアラ捜し。 犯罪現象から学ぶ社会を追求するRestorative Justice(修復的司法)の考え方を基礎に、加害・被害問わず、犯罪や刑事司法にかかわった人の「生きるため」の支援について広く研究。 冤罪を生む司法が、適正な犯罪対応に繋がらないばかりか、犯罪の背景にある社会課題を「無かったこと」にしてしまうことのないよう、犯罪学の視点からこの活動に取り組んでいる。
藤田義彦
藤田法科学研究所長・立命館大学客員研究員
資格・免許は薬学博士、薬剤師、臨床検査技師、甲種危険物取扱者、DNA型鑑定資格。 病院、科捜研、大学で46年間、実務・教育・研究に携わってきた。 科捜研では多くの凶悪犯罪現場鑑識、法医物体検査、MCT118型からSTR型などのDNA鑑定(551事件)を経験し、その知識・技術により真実を解明する。 医学薬学専門書「法医裁判化学(廣川書店)」、「薬毒物分析学辞典(廣川書店)」、「最新香粧品分析法(フレグランスジャーナル社)」、「Encyclopedia of Analytical Science(Academic Press, London)」などを著す。 趣味はギター、ピアノ。
平岡義博
元京都府警察本部刑事部科学捜査研究所主席研究員・立命館大学上席研究員員研究員
私の専門は分析化学と地球化学ですが、現在は法科学の各分野の信頼性について研究しています。法科学鑑定は分野によっては、科学的根拠に乏しかったり、曖昧な鑑定結果のため捜査に都合よく用いられてしまうことがあります。 この問題の原因は、法科学者だけではなく、これを用いる法律家の側にもあります。鑑定結果の解釈をする警察官・検察官だけでなく弁護人や裁判官も同様です。このようなことは、正確な捜査や公正な裁判にとっては好ましくないため、法科学を基盤から改善する必要があると考えているところです。 趣味は音楽です。小学校の頃にバイオリン、中学・高校はブラスバンド部でクラリネット、大学はジャズ同好会、社会人では混声合唱団(テノール)、警察時代は謡曲(観世流)とあれこれとかじって参りましたが、いずれも中途半端で終わりました。
石塚章夫
弁護士(埼玉弁護士会)・元裁判官
38年間の裁判官生活ののち、さいたま市で弁護士を開業しました。 この間、獨協大学法科大学院で刑事訴訟法の講座を担当しました。刑事裁判における事実認定をライフワークとしています。 冤罪を失敗と考え、失敗学の視点から問題を考えることも課題としています。
黒原智宏
弁護士(宮崎県弁護士会)
10年くらい前に九州に戻り、主に九州地区を中心に周囲の方々からの助力も得て、再審支援活動をしています。 孤独のなかで押しつぶされそうになっている方のお力になれたら幸いです。
徳永 光
獨協大学教授
大学のゼミで野田事件、足利事件を調べたことがきっかけとなり、冤罪と鑑定の問題に関心を持つ。 以来、「刑事裁判における科学的証拠の利用のあり方」を研究テーマとしている。IPJではまだ少数派の関東在住。現在、関東圏の学生サポーターズの増員を図っているところ。 趣味は、水族館、美術館へ行くこと。
えん罪の問題に取り組んでくれている学生ボランティアに参加している皆さん。 甲南大学、立命館大学、龍谷大学、京都女子大学、獨協大学から総勢約200名が活発に参加してくれています!

浅田和茂(立命館大学 特別研究フェロー)
秋田真志(弁護士)
池田良太(弁護士)
渕野貴生(立命館大学教授)
石側亮太(弁護士)
石塚章夫(弁護士)
伊藤 睦(京都女子大学 教授)
指宿 信(成城大学 教授)
今村 核(弁護士)
小田幸児(弁護士)
鴨志田祐美(弁護士)
川崎拓也(弁護士)
木谷 明(弁護士)
木村祐子(龍谷大学 矯正・保護総合センター嘱託研究員)
黒原智宏(弁護士)
小池哲朗(弁護士)
後藤貞人(弁護士)
斎藤 司(龍谷大学 教授)
サトウタツヤ(立命館大学 教授)
佐藤博史(弁護士)
城使洸司(弁護士)
知花鷹一朗(弁護士)
辻 孝司(弁護士)
遠山大輔(弁護士)
徳永 光(獨協大学 教授)
長尾一司(弁護士)
浜田寿美男(立命館大学 客員教授)
平岡義博(立命館大学 客員教授)
藤田義彦(徳島文理大学 教授)
正木幸博(弁護士)
森久智江(立命館大学 教授)
李 怡修(龍谷大学 研究員)

事務局:山田早紀(立命館大学 研究員)

ご相談は、お気軽にお問い合わせください。