【学生ボランティア(甲南大学)】茨木AHT事件の判決公判を傍聴しました!【無罪!】

3月13日に大阪地裁で開かれた茨木AHT事件の判決公判を傍聴しました。開廷の1時間前にはすでに傍聴席が満席になりましたが、私はなんとか座ることができました。

裁判官が着席してから、主文を宣告するまでとても緊張していたのを覚えています。無罪判決が言い渡された後に記者たちが外で待機している人に一斉に報告しに行く様子を見て、多くの人がこの事件に注目していることを実感しました。

女性が部屋を数分間出ている間に、赤ちゃんが亡くなるほどの強い揺さぶりをできたのかは疑問です。判決の内容は医学的で理解が難しかったですが、検察官側の主張を全面的に排斥しているように思いました。

判決後の報告集会では、茨木AHT事件の当事者の方や弁護団の方とお話をすることができました。また、今月3日に最高裁が検察官による上告を棄却し、その後無罪が確定した今西貴大さんともお話しすることができました。

茨木AHT事件や今西事件の原因となった「揺さぶられっ子症候群(SBS)」とは、赤ちゃんを強く揺さぶり、脳などに重い傷害を与えるとされる症候群のことです。しかし、脳などの症状がどのような原因で生じるかについては十分な医学的根拠がなく、アメリカ、イギリス、カナダ、スウェーデンなど欧米先進国では、SBSの症状があれば虐待という判断をすることに慎重になっています。日本では、SBSを検討することで、無罪判決が続出しています。ところが、日本の医師の多くは、いまだにSBSが医学的真実であると信じています。

このような説明を聞いたときに、えん罪は誰にでも起こり得ることだと思いました。警察官や検察官が絶対に正しいという認識を改めなければなりません。今回のようなえん罪事件が起こらないよう学生でもできることをやっていきたいです。

【甲南大学2回生 小林駿斗】