IPJとともに、アジア各国でえん罪救済に取り組む仲間が来日し、京都に集まります!
12月7日はぜひ、国際シンポジウム:アジア・イノセンス・ネットワーク大会2025「東アジアにおけるえん罪救済のこれまでとこれから」にお越しくださいませ。
司法制度は国によって様々ですが、えん罪は、どの国にも存在しています。えん罪の原因も、驚くほど各国で共通しています。他方で、えん罪救済の領域には、各国において新たな立法や議論状況が展開してきています。本シンポジウムでは、日本、台湾、韓国、マレーシアの、アジアの国々において近年浮かび上がってきている、人質司法、再審法改正、死刑とえん罪などの重要な論点を取り上げて、議論します。
台湾、韓国、マレーシアのえん罪救済関係者が一堂に会するほか、現在、IPJをモデルにドラマ「シリウスの反証」を撮影中の映画監督・松本優作さん(映画「Winny」など)のトークセッションも開催します。ぜひお越しください!
* アジア・イノセンス・ネットワークとは: アジアでえん罪救済運動に取り組む団体のつながりです。2018年に、イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)と、台湾イノセンス・プロジェクト(TIP)が呼びかけて、立ち上がりました。今回は、第4回の大会です。台湾イノセンス・プロジェクトのほか、台湾民間司法改革基金会(JRF)と、韓国及びマレーシアの、同じ志を持った研究者・実務家が集まります。
■日時 2025年12月7日(日曜日)10時から17時半
■場所 龍谷大学深草キャンパス慧光館(えこうかん)101教室 キャンパスマップはこちら
■参加費 無料
■参加お申込みをお願いします → こちらをクリックしてください!
■プログラム■
★総合司会:湯浅彩香(IPJ/大阪弁護士会)・今西貴大(今西事件当事者) *日本語で開催しますが、英語(逐次通訳)も入ります。
10:00 – 10:20 開会セッション
はじめに 石塚 章夫(IPJ理事長/埼玉弁護士会)
ごあいさつ マーク・ゴッドシー (イノセンス・ネットワーク国際部会共同代表/オハイオ・イノセンス・プロジェクト)
10:20 – 12:10 Session1「取調べと人質司法」
セッションの趣旨 司会:伊藤 睦(IPJ/京都女子大学)
基調講演 渕野 貴生(IPJ理事/立命館大学)
コメント ミョンキ・キム(韓国国立警察大学)(英語/逐次通訳)
コメント 顔 榕(TIP理事/台北大学)
質疑
12:10 – 13:20 休憩 (昼食はご持参いただくか近くの飲食店等でお済ませください。会場で持参した昼食をとっていただけます)
12:55 – 13:15 スペシャルトークセッション 聞き手:湯浅彩香・今西貴大
松本優作監督 WOWOW連続ドラマ「シリウスの反証」 撮影を通してえん罪について考えたこと
13:20 – 15:00 Session2「再審法改正――台湾におけるここ10年の経験から学ぶこと」
セッションの趣旨 司会:洪 維德(TIP監事/台北弁護士会)
基調講演 謝 煜偉(TIP理事/台湾大学)
コメント 川﨑 拓也 (IPJ理事/大阪弁護士会)
質疑
15:00 – 15:20 休憩
15:20 – 17:10 Session3「死刑とえん罪」
セッションの趣旨 司会:羅 秉成 (TIP理事長)(英語/逐次通訳)
基調講演 アブドゥル・ラシッド・イスマイル(クアラルンプール弁護士会)(英語/逐次通訳)
コメント 張 樺哲(台湾民間司法改革基金会(JRF))(英語/逐次通訳)
コメント 笹倉 香奈(IPJ事務局長/甲南大学)
質疑
17:10 – 17:30 閉会セッション
おわりに 羅 秉成 (中国語/字幕付)
写真撮影
主催: イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)
台湾イノセンス・プロジェクト(TIP)
台湾民間司法改革基金会(JRF)
Rashid Zulkifli
後援: Ohio Innocence Project
University of Cincinnati Law School
龍谷大学矯正・保護総合センター
IPJ学生ボランティア


