年頭に当たって

 多難を思わせる年明けとなりました。世界に目を転じても、環境問題や戦争等、悲観的な材料が山積しています。しかし、そのような時代だからこそ、法の精神が一層実践されなければなりません。私たちは、その持ち場において役割を果たしたいと思います。

 今年は、人質司法告発キャンペーンの2年目であり、支援中の事件においても具体的な進展が予想されます。また、審査を要する事件も増加しております。皆さんで力を合わせ、えん罪救済センターにふさわしい活動を展開して行きましょう。

IPJ理事長 石塚 章夫