2025年6月26日、IPJが支援する「神戸質店事件」の再審請求が行われました。裁判所の前には、IPJのメンバーと学生ボランティアのほか、「冤罪 [神戸質店事件] を支援する会」、国民救援会、たんぽぽの会が集まり、裁判所に入る弁護団に声援を送りました。また、IPJが支援する今西事件の今西貴大さんも応援に駆けつけました。
記者会見後の報告集会は満席となり、弁護団からの説明の後に、質疑応答が行われました。IPJの学生ボランティアが協力した実験によって、有罪の証拠とされた目撃証言の信頼性が大きく揺らいだことや、緒方さんの思いが弁護団から伝えられました。
再審が開かれるまでには長時間がかかることが予想されるものの、緒方秀彦さんの雪冤に向けた大きな一歩が踏み出されたといえるでしょう。一刻も早い再審開始、そして雪冤につながるよう、多くの方にこの事件を知っていただきたいと思います。どうぞご注目ください。
[参考]
ABCニュース ２０年前に神戸の質店で起きた強盗殺人事件 受刑者が再審請求
NHK 無期懲役の受刑者 再審申し立て 20年前の神戸質店強盗殺人事件
サンテレビNEWS 神戸質屋事件で受刑者が大阪高裁に再審請求 目撃証言の信用性を問う
時事通信 神戸質店事件で再審請求 強盗殺人で服役の６６歳受刑者―大阪高裁
関西テレビ 【解説】1審無罪・2審で無期懲役「神戸質店事件」26日再審請求 開かずの扉『再審』請求しても実現に高いハードル その背景は？ 取材記者が訴える「できる限り早い法改正の必要」実現は
＊リンク先の記事は、掲載元の都合により削除される場合があります。閲覧時にページが表示されないことがありますので、ご了承ください。
＊当サイトの内容、テキスト、画像等の転載や複製を禁じます。
