【シンポジウム】あらためてSBS/AHT仮説を問う「医学と司法のはざまで生まれつづけるえん罪」参加申込受付中!

 多くの無罪判決が出たにも関わらず、SBS/AHT仮説に対する真摯な検証はいまだ行われていません。とりわけ、内因性の疾患により三徴候と同様の症状が生じることについては、医学界でも刑事司法でも認識が不十分です。そのため、「外力ありき」「虐待ありき」の発想から、誤った訴追が続いています。それどころか、SBS/AHT仮説に対して疑問を示すことさえ、批判されるような状況があります。

 そこで、あらためて、科学的根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine、EBM)の観点から、SBS/AHT問題を整理し、問題提起を行います。ぜひご参加ください!

日時・場所

日時:10月25日(土) 13時から17時30分(開場12時45分)
会場ビジョンセンター東京駅前 705号室
形式:対面のみ(要申込、参加費無料)
申込フォームはこちらから!

プログラム

総合司会:増井俊輔(弁護士)
■本シンポジウムの趣旨:笹倉香奈(法学)
■基調講演「SBS/AHT問題の現在地」:エヴァン・マッシズ医師 (Dr. Evan Matshes、米国法医学)
■事件報告   
・山内事件:高山巌(弁護士)   
・赤阪事件:川上博之(弁護士)   
・今西事件:秋田真志(弁護士)
■医師に対するアンケートより:徳永光(法学)
■対談「SBS問題の課題」   
青木信彦医師(脳外科)× 秋田真志
■パネル・ディスカッション  
・松野彰医師(脳外科)  
・小保内俊雅医師(病理学)  
・君和田友美医師(脳外科) 
司会:宇野裕明(弁護士)、川上博之

共催:SBS検証プロジェクト、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)、
IPJ学生ボランティア、龍谷大学矯正・保護総合センター、JSPS科研費JP23K01152