【学生ボランティア(甲南大学)】メンバーが甲南高等学校で今西事件を題材にワークショップを開催!

 甲南大学の学生ボランティアのメンバーは、11月終わりに系列の甲南高等学校の3年次「法学入門」の講義で、高校生と一緒にえん罪に関するワークショップを実施しました。
 現在、IPJが支援している今西貴大さんの事件をテーマに、日本の刑事司法の問題点を高校生と一緒に考えるというワークショップでした。
 今西事件は、現在大阪高等裁判所に控訴審が継続しています。事件の詳細については、こちらをお読みください。
 本番に向けてメンバーは講義のない時間帯は夜まで集まり、祝日も登校して準備を進めました。今西事件は医学に関する論争が行われており、他分野についても学ぶ機会になりました。
 ワークショップ当日は、15名の高校生が参加。今西事件について、検察官役と弁護人役がそれぞれの主張と証拠について述べ、それをもとに議論を行いました。果たして結果はどうだったのでしょうか…?
 当日に向けた準備のこと、当日のこと、学んだことなどに関するメンバーのレポートをお読みください。

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 えん罪救済プロジェクトのメンバーは、11月終わりに甲南高校の3年生に向けたワークショップを行いました。ワークショップは、IPJが支援していて現在控訴審が行われている「今西事件」を通して、刑事司法のさまざまな問題点を高校生に教えることを目的としたもので、10月から準備を進め実施しました。
当日は高校生に4人ずつのグループに分かれてもらい、まず今西事件がどのような事件かを私たちから解説した後、起訴されている事件について学生が検察官側、弁護人側にわかれ、それぞれの主張と証拠をグループのメンバーに説明しました。そして、有罪か無罪どちらになるべきかをグループの中で高校生に議論してもらい、その結論を発表してもらいました。

 私は去年にも甲南高校でのワークショップに参加しましたが、その時は先輩や周りについていくのが精いっぱいという状態でした。しかし、今回は2回生の幹事の一人として、講義の当日やそれまでの準備において主体的に動く立場となりました。その中で、集団で一つの目的に向かって活動することの難しさを実感しました。講義のタイムテーブルを考えることも大変でした。

 110分という時間で今西事件について理解してもらい、この講義の目的を達成するためにはどのようにすればよいか、構想を練ることにはかなり苦労しました。時間の調整はやってみないと分からない部分もあり、直前のリハーサルで修正したり、削れる箇所と時間をかけてでもやるべき箇所を考えたりして、なんとか時間内に収めようとしました。

 私はこの講義を行うにあたり、事件について授業で初めて学ぶ高校生や、ワークショップを行うために事件について学ぶ学生のために、今西事件の事案や問題点についてどのように教えればよいかを考える時間が多かったです。教えるためには当然ながら事件についてよく理解していなければなりません。教えられる側に深く理解してもらうためには自分の中での理解だけでは足りません。どのような言い方をすれば理解が難しい部分が飲みこみやすくなるか、どうすれば事件の流れ、重要な点を把握してもらえるかを考え工夫することが重要だと、この活動で改めて感じました。

 今西事件は、検察官側、弁護人側双方が医師の証言を証拠として採用しており、その中では多くの医療用語が使われます。最初に述べた通り、この講義では高校生にそれぞれの主張を聞いてもらい、被告人が有罪か無罪かについての議論をしてもらいます。そのために高校生には、短い時間で初めて聞く単語も多い中、それぞれの主張を理解してもらわなくてはなりません。私は今回その主張を直接説明する役割ではありませんでしたが、その説明をする役割の学生に事件の概要を教え、高校生にどのように教えるか、レジュメをどのようなものにするかを一緒に考えました。その中でも特にレジュメの構成や話し方を工夫するようにし、その工夫の成果か、高校生は説明を聞いてある程度理解し、議論出来ているように見えました。時間が少ない中で高校生に分かってもらうために考えをめぐらせて教えることは簡単ではありませんでしたが、その時間は有意義なものだったと感じます。

 ワークショップを終え、非常に意味のある活動だと思いました。限られた時間で高校生に事件の問題点を教えるという経験はこれからの活動にも絶対に役に立つと考えます。この事件やえん罪という問題をいろんな人に知ってもらうために、専門的な知識がなくても理解できるように伝えるということが必要になるからです。そのため、この経験を活かし、これからも分かりやすく教えるということを意識し考え続けようと思います。  【甲南大学法学部2回生・栗岡周平】

ワークショップに向けた準備の風景
ワークショップに向けた準備の風景
ワークショップに向けた準備の風景
ワークショップに向けた準備の風景

 私が今西事件について勉強をし始めたのは8月からで、全く何も知らないところから始まりました。特に傷害致死事件に関しては医療用語がとても多く、複数の医師が証言をしていたため、理解するのに時間がかかりました。高校生が理解できるように教える必要があったため、まずは自分が事件を理解することに努めました。そして高校生に伝えたい「無罪推定の原則」や「合理的な疑いを超える証明がなされているのか」の検討ができるような場にすることを目標に進めていきました。

 本番でのグループワークは、大学生が検察官と弁護人それぞれの主張をし、それを聞いた上で高校生に有罪か無罪かを決めてもらうというものでした。それぞれの主張をするために検察官と弁護人のグループに分かれて準備をする中で、私は検察官の立場で考えました。検察官の主張をするにあたって、弁護人の主張と検察官への反論が合致するように検察官と弁護人で連携を取り、両方の主張を合わせて聞いたときの違和感を高校生にも気づいてもらうことを目標に作り上げました。

 私は第一審の判決文を読み込む中で、なぜこの証拠で今西さんがやったのだと言い切れるのだろう、裁判官はなぜ有罪の判断を下したのだろう、と強い違和感がありました。例えば、強制わいせつ致傷事件で異物挿入が主張されていますが、傷自体は肛門の外側にしかなく肛門内や直腸に傷が見られないこと。傷害致死事件では、頭蓋内損傷は外力によって生じたものだと検察側は主張しているけれど、頭部外表に傷がないこと。それぞれの事件で争われているのはこれだけではないですが、それぞれについて明確な証拠があるのか、それを示すことができていないように思われる点がひっかかりました。また、強制わいせつ致傷事件では、異物挿入があったことを前提に元妻がやったとは考えられないから今西さんがやったという判断の仕方をしています。これは合理的な疑いを超えるものなのか。そんな薄すぎる証拠で人の人生を左右する判断をしていいわけがないのに、有罪になってしまったことが問題だと思いました。

 今回のワークショップで、今西事件をとおして日本の刑事司法の問題点がたくさんあることがわかりました。特に、検察官は立証責任があるのにその立証は本当に合理的な疑いを超えた証明なのか、そして、立証し尽せない場合の無罪推定の原則が守られていないこと。今西事件を詳しく勉強してきたからこそ問題があることに気づくことができました。

 自分が学ぶだけではなく、刑事司法の問題を高校生に知ってもらう機会を作れたことは、知らない人に知ってもらえたという点でとても有意義なものになりました。このように刑事司法の問題について、知らない人に知ってもらう機会を作っていきたいと思うとともに、わかりやすく伝えられるように学び続ける姿勢を忘れないように励みたいです。 【甲南大学法学部1回生・横田麻奈】

 私たち甲南大学IPJボランティアは、甲南高校でワークショップを行いました。当日は、最初に今西事件の概要を説明してからグループワークをしました。グループワークでは、今西事件で争われている強制わいせつ致傷罪、傷害致死罪について、検察側・弁護側それぞれの主張を聞いて無罪だと思うか、有罪だと思うかを高校生に考えてもらいました。次に、グループワークの結果を共有し、実際の第一審判決はどうだったのか、その問題点はどういうところにあったのかを伝えました。そして最後に、今西事件からみる日本の刑事司法の問題点についてお話しました。

 司会1人、検察側の主張を話す人1人、弁護側の主張を話す人1人の計大学生3人と、高校生4人の1班7人に分かれ、4つの班ごとに机を寄せ合ってグループワークを行いました。グループワークは盛り上がり、時間いっぱい意見が交わされていました。高校生も最初は難しいと言っていましたが、しっかりと自分の意見を主張し、活発に議論をしていました。高校生同士で、無罪と有罪に意見が分かれたときには、ただ無罪だと思う、有罪だと思うというだけではなく、どうしてそう思ったのかというところまで話し合えていたのが良かったです。「無罪推定の原則」や「合理的な疑いを超える証明がなされていない」などを踏まえて考えてくれていて、伝えたいことが伝わっているのだなと嬉しかったです。高校生のみなさんがしっかりと考えて、たくさん発言してくれたおかげでグループワークは充実したものとなりました。

 今西事件は初めて聞く高校生にとって難しい内容だったと思います。しかし、真剣に私たちの話を聞いてくれて、積極的にグループワークに取り組んでくれてとても嬉しかったです。準備してきた甲斐がありました。高校生のみなさん、ありがとうございました。また、このワークショップは私たちにも学びがある貴重な体験でした。どうしたら相手に上手く伝わるかと考えることは、私自身の理解を深めることにつながりました。このような機会を設けていただいた先生方、ありがとうございました。 【甲南大学法学部1回生・小椋美和】

当日のワークショップの様子

 甲南高校で授業をするにあたって今西事件について学んだのですが、聞き馴染みのない医療用語がたくさんあり、事件の内容自体も難しく、理解するのにたくさんの時間をかけました。今西事件のことをその場で初めて聞く高校生にどうすればわかりやすく説明でき、理解をしてもらえるかを考えるのはとても難しかったです。

 しかし、授業の空き時間や放課後などの時間を使ってしっかり準備をしたことで、本番では高校生に対して検察官・弁護人の意見をそれぞれ説明ができ、概ね理解してもらうことができました。

 グループワークの際に、高校生が自分の意見を積極的に出し、意見がぶつかり合った時はお互いを納得させるような場面も見受けられ、とても充実した時間になったと思います。

 私は今西事件を通して、今の刑事裁判は、検察官が合理的な疑いを超える証明をできないと有罪にしてはいけないはずなのに、疑いが残っている状態でも有罪になっている状況があるのではと感じました。特に自分たちの授業を受けた高校生でも「肛門内や直腸に傷がないのはおかしい」や「外力が加わったといっているのに外表に傷がないのはおかしい」など疑問に思うところが多くあるのに、一審裁判所はこのことを何も疑問に思わず有罪にしてしまったのかと思いました。

 今回は高校生とのワークショップという形でしたが、この事件の現状を世間に広めていき、裁判所で本当に「無罪推定の原則」や「疑わしきは被告人の利益に」などのルールが守られているのかを考える、きっかけ作りを与えられるような活動をこれからもっとしていきたいです。 【甲南大学法学部1回生 瀬藤剛】

 昨年に引き続き、甲南高校生に、今西事件を通して日本の刑事司法の問題点について考えてもらうためのワークショップを行いました。

 ワークショップ当日は高校生が4人と、検察官・弁護人・司会のそれぞれの役割をもった学生3人で1つのグループになってもらい、今西事件とはどのような事件なのか知ってもらった後、今西さんが起訴された事件についてそれぞれの主張を聞いて高校生たちの中で判決を出してもらいました。

 昨年は、高校生全員の前で検察官・弁護人役の学生のそれぞれの主張を聞いてもらう講義形式で行いました が、今回はグループワークの形式で行いました。形式を変えたのは、前回の反省を生かし、高校生とコミュニケーションがとりやすくすることで、難しい内容でも高校生に退屈せずに学んでもらえるのではないかと考えたからです。

 課題は山積みでした。特に私たち学生の間での知識・説明の統一をすることが大変でした。医療用語が多く難しい今西事件について限られた時間の中で高校生に理解してもらうために、何度も試行錯誤を重ねました。何を一番伝えたいのか、高校生に考えてもらうために絶対に言わなければならないことは何なのか。全てを事細かく説明することはただの自己満足になってしまうので、人に説明をするうえで重要なところを選び、そこを強調することが大切だと学びました。

 私は昨年もこのワークショップに参加したのですが、1回生だったので先輩たちの後ろをついていくことで精一杯でした。今年は勉強会担当として他の子たちを引っ張っていく立場になりましたが、私は人を指導することに慣れていなかったのでとても悩みました。また、ワークショップ当日が近くなるにつれて、焦りや不安から張り詰めた空気になることが多くなりました。私はみんなを鼓舞して空気を和ませるようにふるまっていました。それがリーダとして行動として正しいかはわかりませんが、みんなを少しでも自信付けたい一心でした。甲南高校後他の子達から私の声掛けに助けられたと言ってもらえたので、自分の行動が人の力になれたのだと安心しました。

 多くの人たちと一つの目標に向かって物事を進めていくことの大変さを実感しました。とある高校生がグループワークの最中に「合理的な疑いが残ってるから100%有罪って言えんやん」と他の高校生に今西さんが無罪だと考える理由を説明してくれたことが強く印象に残っています。この言葉を聞けたことがワークショップを行った目的を達成できたように思えて、長い間準備してきた甲斐があったと感動しました。ただ、今西事件は合理的な疑いよりもさらに大きな疑いがあり、今西さんは全くの無実であるということをさらに強く印象づけられるよう、もう少し説明を工夫するべきだと反省しました。このワークショップで自分自身今西事件について向き合うことができ、日本の裁判で冤罪が生まれてしまっている現実について改めて考えるいい機会となりました。

 今回のワークショップは成功だと胸を張って私は言いたいです。反省点はもちろんありますが、シンポジウムなどの次の機会に生かしていきたいと思います。
【甲南大学法学部2回生・岡本望寿】

当日のワークショップの様子

 高校生とともに刑事司法の問題点を考えるワークショップを開催しました。ワークショップでは、高校生と、現在控訴審が行われている今西事件を例にグループワークを行いました。今年の8月頃から少しずつ準備を初め、判決文を読んだり医療用語についての勉強を行ったりしました。医療用語が多く存在していたので理解することが非常に困難でした。

 ワークショップでは、控訴審で争われている強制わいせつ致傷罪、傷害致死事件について、甲南大学IPJ学生ボランティアのメンバーが弁護人と検察官にわかれ、それぞれの主張を高校生に聞いてもらい、判決を各グループに分かれて高校生に考えてもらいました。

 高校生からは「めっちゃ無罪か有罪かむずない!?」や、「この内容先週聞いたことあるかも」といった声が寄せられました。というのも、前の週に笹倉香奈先生が高校生に対してSBS(揺さぶられっこ症候群)や「無罪推定の原則」等についての事前講義を行っていたからです。

 ワークショップの結果、すべての班が共通して強制わいせつ致傷罪、傷害致死事件について無罪判決であると結論付けました。高校生が無罪判決を出したのは、本件事案で大きな争点である、被害時の所見として見られるとされた脳幹の傷が、外力によって生じたものではないのでは、という理由でした。検察側は脳幹に外力が加わったことによって心肺停止が起きたと主張しましたが、本件弁護人の秋田真志弁護士が、脳の深部にある脳幹損傷が外力では起きないことの例えとして挙げた「金魚鉢に入っている金魚を金魚鉢を壊さずに殺せるか」(金魚鉢=脳 金魚=脳幹)には、説得力があったようです。判決を決めてもらう際に、どの班の高校生もこの例について触れていたので、弁護側が伝えたかったことが生徒に伝わっていてとても安心しました。 

 日本では国際的に考えても勾留期間が長いことなどが問題とされています。実際に今西事件において被告人とされている今西貴大さんも約5年間という長い期間拘置所に勾留されています。

 無罪判決確定したとき、検察官は何を思うのでしょうか。長期間の勾留は人権侵害です。勾留がどういった環境で被収容者がどのような生活をしているのかについて深く考える必要があるのではないでしょうか。

 私は何度か拘置所に今西さんの面会に行ったことがあります。初めて面会に行った際、この環境で5年間も拘束されているという事に大きく驚くと同時に、とても苦しくなりました。このような状況に対して、大きな改善がなされていない日本司法の現状に言葉を失いました。ヒューマン・ライツ・ウォッチとIPJの共同プロジェクトにもある「ひとごとじゃないよ!人質司法」の言葉の持つ意味を再認識するとともに適切な司法運営がされることを強く願っています。甲南高校の三年生の方々、足立先生、今回は本当に有難うございました。  【甲南大学法学部1回生・京本真凜】

 

 私たちIPJ学生ボランティアは、11月に甲南高校生に向けてワークショップを行いました。以下、ワークショップの当日の流れとその時の感想について書きます。

 ワークショップのはじめに、高校生に大学生の各メンバーの自己紹介を行い、次にワークショップの流れについて説明を行い、刑事裁判の基本原則である「無罪推定の原則」について復習しました。これらの説明が終わった後に、今西事件の概要について説明をしました。

 この内容を踏まえて、現在今西さんが起訴されている強制わいせつ致傷罪と傷害致死罪について、大学生が検察側・弁護側のそれぞれの主張を発表し、高校生がそれらの主張を聞いて有罪か無罪になるかグループワークを行いました。

 私は検察側の主張と証拠について説明しましたが、説明には様々な医療用語が出てきました。出てきた医療用語は聞き馴染みのないものが多く、初見で聞く人にとっては理解するのが難しいと思います。そこで私は高校生に聞き馴染みのない医療用語をいかに分かりやすく、かつ退屈にならないように、身近に起こることを例に挙げながら説明することを意識しました。

 また、時々高校生に問いかけをして、分からないところがあれば再度説明をして、高校生が理解してから次の説明に行くようにし、わからない人を置いていかないいことも意識しました。

 最後に、グループワークでまとまった意見の結果共有を行い、各グループの意見を確認し合いました。この結果共有の時に質問されたときは、質問に答えてグループワークの司会の人がその質問の答えの補足説明をして、連携して高校生に理解してもらうことを意識しました。結果共有を終えた後に、第一審ではどのような判決となったかまたその判決にどのような問題点があるのかを全体に共有しました。グループワークの意見の結果共有が思いのほか盛り上がり、そこで議論が始まったほどでした。その結果かなり時間が押してしまいましたが、私は高校生が意欲をもって取り組んでくれていると感じ、とても嬉しく思いました。その後、現在行われている控訴審の現状について説明しました。最後にこの今西事件の問題点について解説を行い、高校生にイノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)を知ってもらうために、IPJがどのような団体なのかどのような活動しているのかを話をしてこの日のワークショップは終了しました。

 私はワークショップに初めて参加しましたが、準備期間の時は大変でした。どうしたら高校生により分かりやすく説明できるか模索し、友達に説明を聞いてもらいアドバイスをもらって改善していく日々でした。友達からアドバイスを貰うことで自分だけでは気づくことが出来ない改善点を知ることは出来ました。そのおかげで私は人に分かりやすく教えるというスキルをさらに磨くことが出来て、私自身も成長することが出来ました。そして本番では高校生に説明することができました。高校生に理解してもらえた時は本当に嬉しかったと同時に達成感を感じました。高校生も積極的にグループワークに参加して意見を出してくれたので、とても感銘を受けました。この活動に参加してよかったと思いましたし、またこのような活動があれば積極的に参加したいなと強く思いました。
【甲南大学法学部2回生・中嶋大幸】

ワークショップ終了後、晴れ晴れとした顔のメンバー

*この記事は、甲南大学地域連携センターのHPに掲載したものを許可を得て、加筆修正したうえで転載したものです。