神戸質店事件シンポジウム 開催の御礼

2024年3月30日に、甲南大学にてIPJ支援事件の神戸質店事件に関するシンポジウム「神戸市支店事件 再審請求に向けて」を開催しました!120名を超える皆様にご参加いただきました。本当にありがとうございました。

シンポジウムは、甲南大学IPJ学生ボランティアの1~2回生14名によって企画、準備、運営されました。神戸質店事件の事案の概要や、心理学者の厳島行雄先生の監修を受けて学生が実施した目撃証言実験のことを説明し、それを受けて厳島先生から本件における目撃者の証言の問題点について講演いただきました。これまで心理学の観点から研究され指摘されてきた、様々な目撃証言の問題点の多くが、本件には存在したことが明らかになりました。

続いてのパネルディスカッションでは、学生によるコーディネートのもと、厳島先生と弁護団が、本件の問題点や今後の見通しなどについて議論をしました。その後活発な質疑が行われ、支援者による当事者の緒方秀彦さんの人となりに関するスピーチと、緒方さんご本人からのメッセージが届けられました。

シンポジウムの詳細については、またレポートいたします!

MBSと関西テレビが、シンポジウムの内容を報道くださいました。是非お読みください!

■MBS(毎日放送)
17時45分頃に「報道特集」という番組内の関西ローカルニュースで放送。
「19年前の強盗殺人「神戸質店事件」 大学生らが“冤罪被害を考えるシンポジウム”開催」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3740ccaedb89443c4faf559e8c7d50f3786eea9b
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240330/GE00056435.shtml

■関西テレビ
9時前のニュースで放送。
「神戸質店事件」を題材にシンポジウム 冤罪について考える 「疑わしきは被告人の利益に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/68c90969abb6735a528b16031ee31c68a62e8276