この3月に多くの学生ボランティアが大学を卒業しました。2022年のホームページのリニューアルから新しいロゴの決定、クラウドファンディングの達成、そして人質司法プロジェクトの立ち上げと、IPJの変革期に大きな力を注いでくれた学生たちです。その熱気と純粋な問題意識が、IPJの輪を広げてくれました。今後はそれぞれ社会で活躍し、IPJサポーターとしてえん罪問題に関わってくれることを期待しています。各大学が、卒業生からのメッセージと、在校生からのメッセージを寄せてくれました。
2022年からの学生ボランティアの歩みはこちらから!
卒業生からのメッセージ
関西学院大学
関学IPJ学生ボランティアが始動して、1年が経ちました。最初は3人で活動を始めました。今では18人に増えました。メンバーは多様な動機を持って関学IPJ学生ボランティアに参加しました。各々が様々な角度から意見を出し合い、活動の基盤を作り、勉強会やフィールドワークを行いました。学生の頃にIPJに参加し司法について考えることは、とても意義があると感じています。今後も活動を盛り上げてください!最後に、学生ボランティアとして活動するにあたり、貴重な機会を提供してくださったIPJの皆様、本当にありがとうございました。
近畿大学
数々のお祝いありがとうございます。 卒業後の進路は就職、進学、起業と諸々ありますが、どのような進路に向かうにしても 在学中の活動は成長の糧になると思います。 IPJ活動に関しては、とても多くのことを学べました。それは将来、法律関係以外の進路へ進む場合にもきっと役立つものだと感じています。 今後とも、皆さんの活躍を応援しています。
甲南大学
1年次よりIPJに携わらせていただきました。今までの人生では深く考えていなかった「えん罪」について、えん罪被害者や弁護士、その他関係者の方々のお話を拝聴し、国内でも未だに多く発生している、非常に重大な問題であると理解することができました。私は、法律関係の職には就きませんが、えん罪のない世界が実現するよう、自分でもできる活動を続けたいと思います。本当にありがとうございました。(K.O.)
IPJでは、通常では経験できないような経験をいくつもさせてもらい、たくさんの人々と出会い、とても多くの学びを得ることができました。いつか、法曹として、えん罪の救済活動に参加できるよう、ロースクールでもがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。ずっと皆さんを応援しています。(堀田零生)
立命館大学
私たちは立命館大学のボランティアをほぼ1から立て直すような形だったので、えん罪について様々な事件から考えていくことよりも、周りの人に冤罪があることを知ってもらい、ボランティアに勧誘するということがメインになっていました。現在はメンバーも多いため、新入生を勧誘することに加えて様々な事件を自分たちで調べ、講義をしたり発表をしたりすることが出来れば良いのではないかと思います。社会人の立場になりますが、IPJを応援しています。(N.Y.)
龍谷大学
学内外、学年を問わず沢山の学生と共に、えん罪問題の悲惨さ、重大さを社会にどう伝えるかを考えるという1つの目的に向けて、活動できた時間はとても充実したものでした。龍大IPJでは、仲間に恵まれ、活動再開からサークル化まで到達することができました。本当に感謝です。まだIPJは過渡期にあり、注目され始めた段階で、これからの活動幅は計り知れません。その中で、学生ボランティアを卒業するのは少し寂しいです。これまで私は法学の視点からしかえん罪について考えたことがなかったため、これから新しい視点、問いや答えに出会えるかもしれないと、今はワクワクしています。皆さんのこれからの活躍を楽しみに私も頑張ります。応援しています!
在校生から卒業生へのメッセージ
関西学院大学
ご卒業おめでとうございます!先輩方と一緒にIPJ学生ボランティアとして活動することができて、大変嬉しかったです。広報会議や勉強会、フィールドワークなどの活動を行う中で、先輩方の行動や発言から相手に伝わりやすい話し方や、議論することの楽しさなどを学ばせていただきました。学んだことを活かしながら今後の活動に取り組んでいきたいと思います。
これから忙しい日々が続くと思いますが、睡眠と食事をしっかりとり、体調に気をつけてお過ごしください。学生ボランティアの後輩一同、応援しています。ありがとうございました!
京都女子大学
4回生の先輩方、ご卒業おめでとうございます。
広報会議やイベント、リーフレット作成など、様々な場面で、私たち下級生を引っ張ってくださり、ありがとうございました。京女には、4回生の先輩がいなくて、わからないことが多く、不安でいっぱいでしたが、大学の垣根を越えて先輩方と一緒に活動したことを通して、多くの学びを得ることができました。この学びを活かし、これからもIPJの活動を広めていけるよう、頑張ります!
新天地でのご活躍を願っています!(井上花音)
近畿大学
大学卒業、本当におめでとうございます。学生生活の集大成を迎えられたこと、本当に素晴らしいことです。
物事に対して果敢にチャレンジする先輩の姿を見て、私は自分の目標に向かって頑張る力と勇気を貰いました。短い期間でしたが、一緒に活動ができて楽しかったです。卒業後も、大学生活で得た知識と経験を活かして、活躍されることと思います。心からの祝福と成功をお祈りしています、おめでとうございます!
甲南大学
先輩方、ご卒業おめでとうございます。
私は、今年度から甲南大学学生ボランティアの代表を務めました。IPJの活動には、入学したころから積極的に参加してきたつもりでしたが、代表としては、至らないところが多くあったと思います。そんな私にたくさんのことを教えてくださり、そして相談させてくださったのは今年度卒業する先輩方です。秋の甲南高校での出張授業をはじめ、裁判傍聴や学内でのテスト勉強会などのイベントでは、必ず手を貸してくださっていました。こんなにも後輩に親身になって接してくださる先輩方はいないだろうと思います。本当にありがとうございました。
来年度、私は3回生になります。私が入学したときの先輩方の学年と同じです。先輩方のような3回生になれるのか不安はありますが、これまで教えていただいたことを活かして、より学生ボランティアの活動を活発にしていきたいと思います。(2回生 西村友希)
獨協大学
ご卒業おめでとうございます。コロナ禍での大学生活、さまざまな困難もあったかと思います。先輩方が、学業とIPJでの活動に精力的に取り組んでくださったおかげで、私たちも活動ができています。会議では私たちを導き積極的に提案をする姿勢を見せてくださいました。今後は獨協大学の学生のみならず、いろいろな方々からIPJに興味を示してもらえるよう、活動を続けたいと思っております。たくさんのサポートを本当にありがとうございました。卒業生の皆様のこれからの、ご活躍とご健康と心よりお祈りしています。(2年生 佐藤和)
中央大学
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。先輩方には、広報会議など様々な場面で大変お世話になりました。IPJ学生ボランティアとして多くのことを学び、これからも先輩方の活動を継承し、正義と人権を追求していきます。冤罪被害者やその家族が受ける悲しみを理解し、彼らの声を届ける努力を続け、法の下での公正さと人権の尊重を促進するため、情熱と決意を持って活動します。皆様の心身の健康とこれからのご活躍を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。(3年生 中野栄二)
立命館大学
中学校での冤罪についての授業や映画上映会などで知らないことを丁寧に教えていただきありがとうございました。先輩方はとてもしっかりしていて一緒に活動していて頼もしかったです!先輩達から学んだことを今後の活動に活かしていきたいと思います!これからの先輩方のご活躍をお祈りしています!(加藤宏輝)
私は、友人からIPJの存在を教えてもらい、IPJの一員となりました。IPJとして活動するうえで、聞いたことのある事件(湖東記念病院事件)がまさかのえん罪事件であったことを知り、大変衝撃を受けました。そして、えん罪が起きてしまう背景について本を通じて調べていくなかで、私は、えん罪に対する国民の関心・認識を高めていくことが重要だと感じました。今後も、えん罪に関心を寄せ続けていきたいと思います。(M.M.)
龍谷大学
ご卒業おめでとうございます。この一年間を振り返ってみると常に先輩方の姿がありました。初めての拘置所に面会に行った時や、龍谷祭の時や裁判の傍聴の時など精力的に活動されていた姿が思い出されます。特に今西さんの面会に行ったときに緊張して話せない私のために明るい雰囲気を作ってくださった先輩の優しさは忘れることができません。そんな先輩方から引き継いだ龍谷IPJをさらにパワーアップさせるために後輩一同頑張っていきます。(3年生 S.K.)