IPJ連続セミナー第2回 動画公開!

 ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

 7月6日開催の第2回では、韓国・台湾・日本の法科学と鑑定制度を取り上げました。講師は、平岡義博(IPJメンバー)がつとめました。講演ではまず、韓国と台湾との詳細な制度比較をもとに、日本の課題を明らかにしています。そして日本の法科学の信頼性を高めるためには、①鑑定を担う部署が訴追機関からの独立性を保てるような法整備、②鑑定資料の採取や保管に関するインフラ整備、③法科学教育などが必要であることを述べています。

 指定コメントでは、徳永光(IPJメンバー)が、法律の観点から日本の鑑定制度を整理し、鑑定資料の採取や保管手続き、鑑定人の適格性・中立公平性、被告人側の鑑定の機会保障などに課題があることを示しました。改革にあたっては韓国・台湾から多くの点で示唆が得られると締めくくっています。

 ご参加くださった方からは、独立した組織の必要性が分かった、韓国や台湾の鑑定制度について初めて知ることが多かったといったご感想をいただきました。ぜひ動画をご視聴ください!

 次回は本連続セミナーの最終回です。8月3日(土)10時から、捜査のあり方を取り上げます。ご参加をお待ちしております。また、動画の拡散にご協力をいただけましたら幸いです。
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■第3回 捜査のあり方
2024年8月3日(土)am10:00-12:00
講師:安部祥太(関西学院大学法学部、IPJメンバー)
コメント:西愛礼(大阪弁護士会、IPJメンバー)

【お申込み方法】
こちらからお申込みをお願いします。開始までに、ZOOMのURLをお送りします。

【主催】
一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン お問い合わせはこちらから