2024年11月7日、今西事件シンポジウムを開催し、会場には130名以上の方が集まりました。
今年8月に開催したシンポジウムの経験と反省点を活かし、今西事件について、来場者の皆様に分かりやすく伝えるためにはどうするべきか、私たちが今西事件を通して学んだことを知っていただくためにはどのような内容にするべきかなど、報告内容や言葉一つ一つにこだわって、IPJ学生ボランティアで何度も会議を重ねてきました。
当日は、司会、プレゼンテーション、パネルディスカッション、スピーチを務め、これまで準備してきたことをしっかりと出し切ることができました。また、オンラインで参加された今西貴大さん、主任弁護人の川﨑拓也弁護士、ジャーナリストの赤澤竜也さんの鼎談では、今西さんが保釈されるまでの約5年半の間、弁護団といかにして信頼関係を築き上げてきたのか、また、日本の刑事司法の課題についてお話を聞くことができました。
終盤には今西貴大さんから、「裁判所に当たり前のことを当たり前に判断をしてほしい」とメッセージをいただくなど、とても充実したシンポジウムとなりました。シンポジウムの詳細は、後日発行予定のレポートでお伝えします。
控訴審判決は11月28日、大阪高等裁判所にて行われます。今西さんのえん罪が晴れるよう、より一層応援していきたいと思いますので、皆様ぜひ、傍聴にお越しください!
〈IPJ学生ボランティア一同〉
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