【学生ボランティア】卒業おめでとうございます!

 今年も3月末に多くの学生ボランティアが大学を卒業しました。広報会議やイベントを通じて複数の大学が繋がり、お互いに刺激しあえる雰囲気を作ってくれたメンバー達です。その経験を後輩に伝えるべく、シンポジウムの詳細なマニュアルも残してくれました。今後はそれぞれ社会で活躍し、IPJサポーターとしてえん罪問題に関わってくれることを期待しています。

卒業生からのメッセージ

関西学院大学
 IPJ学生ボランティアとして活動させていただいた2年間は、多くの学びと気づきを得た充実した時間でした。活動を行う以前は、「えん罪」は自分とは関係のない、ひとごとのようなこと、と考えていました。しかし、メンバーと一緒に勉強会等の活動を行い学ぶ中で、「えん罪」は身近なものであり、突然、誰しもに起こり得ることだと強く実感しました。卒業後も、「えん罪」に対しての興味を絶やさずに、関心を持ち続けていきたいと思います。
 これからもIPJ、そしてIPJ学生ボランティアの皆様の活動を応援しています。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。(関西学院大学4年 K.A.)

京都女子大学
 IPJ学生ボランティアとしての活動を通して、えん罪や日本の刑事司法の課題について学び、えん罪の恐ろしさを知ることができました。また、学生主体で企画・運営したシンポジウムや、弁護士の先生方・他大学の学生さんとの交流会など、様々な経験をさせていただき、自分自身の成長にも繋がったと感じています。
 えん罪のない世界が実現するよう、これからもIPJの皆さまの活躍を応援しています!ありがとうございました。(京都女子大学 井上花音)

 活動当初は、えん罪をどこか他人事のように捉えていましたが活動を通し、身近なものであることを学び、周知していきたいと考えるようになりました。
 またシンポジウム等IPJの一員として活動させていただいたからこその貴重な経験が多くあります。この経験を新たな挑戦に活かし精進してまいります。皆さまのご活躍とご健康を心よりお祈りしております。ありがとうございました。(京都女子大学 森さくら)

甲南大学
 IPJの活動に参加し始めたのは大学一年生の春。まだコロナの影響が残っていた時期だったと記憶しています。当時は不安なこともありましたが、今思い返すとかつて想像してたよりもはるかに多くのことを経験させていただき、学びました。裁判所や拘置所に行ったり、お手紙を書いたり、シンポジウムを企画したり…。実際に無罪判決に立ち会えたことは、特に印象に残っています。いいことだけでなく、人前でうまく話せなかったり、会議のための日程調整に躓いたり、人間関係に悩んだこともたくさんありましたが、これから社会人として生きていくために大切なことを学びました。遠い世界のものだと思っていたえん罪について真剣に向き合った4年間は、とても素敵な経験だったと思います。 
 学生の力はちっぽけで、無罪判決を得るために直接的な動きができる訳ではありません。しかし、ちっぽけでも集まれば大きな影響を与えることができると信じています。IPJの先生方を中心に、少しでも多くの人がこの活動に関わり、世の中が少しでも良い方向に進んでいきますように、これからのご活躍をお祈りしております。 (S.M.)

 4回生から友人に誘われてIPJに携わらせていただきました。
 えん罪被害者をはじめ、弁護団、それらを支える支援者、様々な関係者の力が合わさって大きな問題を解決していこうと言う取り組みに大きく感銘を受け、活動を続けてきました。
 この活動を通じて、えん罪という問題を一人でも多くの方に知っていただき、支援の輪を広げていくことの大切さを実感しました。そして、多くの方々と協力しながら声を上げ続けることで、えん罪被害者の現状を変えていくことができるのだと、身をもって学ばせていただきました。
 このような機会を頂けた事に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。将来はより一層この活動にお力添え出来るよう、IPJの皆様から刺激を頂きながら、精進して参ります。ありがとうございました。(甲南大学 田山紘暉)

中央大学
 これまでIPJ学生ボランティアの一員として活動できたことは、大きな学びと成長の機会となりました。冤罪救済や人質司法の問題に向き合うなかで、司法の在り方や社会正義について深く考え、多くの仲間や支援者の方々と共に行動できたことを誇りに思います。
 袴田事件をはじめ、理不尽な冤罪に苦しむ方々の声に耳を傾け、少しでも力になれるよう努力してきました。再審法改正の必要性や刑事司法の課題に取り組むなかで、法律が人の人生を大きく左右するものであり、制度のあり方次第で救われる人もいれば、苦しみ続ける人もいることを痛感しました。また、IPJの活動を通じて出会った皆さまとのご縁は、これからも大切にしていきたいと思っています。
 IPJ学生ボランティアの活動では、実際に起きている冤罪事件に触れる機会があります。そのため、自ら学び続ける姿勢がなければ、知識や理解が追いつかなくなってしまいます。「学び続けることで、不安は減り、視野が広がる。」 これが、後輩の皆さんへのメッセージです。
 卒業後も、冤罪救済や刑事司法の改善に向けた関心を持ち続け、これまでの経験を活かしながら、新たな場でできることを模索していきます。中央大学IPJ学生ボランティアとしての活動は一区切りとなりますが、今後もこの志を胸に歩んでいきたいと思います。これまでご指導・ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。(中野栄二)

獨協大学
 2年の間活動に関わらせていただき、様々なことを経験することができました。関わった全ての方に感謝いたします。参加した活動全てが私にとってとても貴重で、法学部で学んだことが私の中でよりリアルな形となった気がします。特にえん罪の問題は大学に入る前まではニュースでのみ知っていましたが、この活動を通じて、これはとても深刻で、だからこそIPJのような存在が必要なのだと強く感じるようになりました。えん罪のない世界を実現するために、これからも頑張ってください。私もえん罪防止に対してできることを続けていきたいと思います。改めて、2年間お世話になりました。ありがとうございました。(K.N.)

在校生からのメッセージ

関西学院大学
 ご卒業おめでとうございます。そして、IPJでのご活動、本当にお疲れ様でした。先輩方と共に過ごした日々を振り返ると、関学IPJ学生ボランティアは他大学に比べて発足間もないこともあり、試行錯誤しながら様々なイベントを進めてきたことが思い出されます。その中で、先輩方が積極的に取り組んでくださったおかげで、私たちも多くの知識や経験を得ることができました。日々の定例会や勉強会、イベントの企画に際して、たくさんのアドバイスをいただき、私たちの活動を力強く支えてくださったことに、心から感謝しています。これからは、先輩方の姿勢を見習い、私たち在校生が関学IPJ学生ボランティアをさらに発展させていきます。皆様の今後のご活躍とご健康を、心よりお祈り申し上げます。(関西学院大学3年 Y.H.)

京都女子大学
 4回生の先輩方、ご卒業おめでとうございます!広報会議やシンポジウムなど、常に私たちをリードしてくださり、本当にありがとうございました。私たち後輩が困っているときに、いつも温かく声をかけてくださり、多くのことを学ばせていただきました。発表で同じグループになった際も、明るく接してくださったおかげで毎回心強く、練習もとても楽しかったです。先輩方の背中を見てきた私たちが、その想いを引き継ぎ、IPJの活動をさらに広めていけるよう努めていきます♪
 新たな道でのご活躍を心よりお祈りしています。本当にお世話になりました!

甲南大学
 ご卒業おめでとうございます。
 入学当初から私たちを支え、導いてくださった先輩方が卒業されると思うと、寂しさと感謝の気持ちが溢れます。IPJボランティアの場では、私たち後輩を信頼し、仕事を任せてくださったおかげで、多くの経験を積むことができました。また、忙しい時でも優しく丁寧に対応してくださり、沢山助けていただきました。さらに、飲み会を開いてくださったり、テストやアルバイトの相談にのってくださったり、授業の取り方を教えてくださったりと、大学生活に関する相談もさせていただいて本当に心強かったです。幹事の引き継ぎの際には、他校との調整がうまくいかないときに対応し、私たち後輩に負担がかからないよう助けてくださいました。
 いつも各々が掲げた目標に向かって、努力されていた先輩方の背中は、とても素敵でした。最後になりましたが、3年間、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。(甲南大学新4回生 岡本望寿・藤井春奈・西村友希)

獨協大学
 ご卒業おめでとうございます。
 先輩方が学業とIPJの活動に真摯に取り組んでくださったおかげで、私も多くの学びを得ることができました。会議では的確なご意見をくださり、私たちを導いてくださったことに、心より感謝しています。また、裁判傍聴やイベントなど、貴重な経験を共にできたことは、きっとお互いのどこかで役立つものになると感じています。
 先輩方が新たな環境へと踏み出される中、私たち在校生も、より多くの方々にIPJの活動を知ってもらえるよう、尽力してまいります。これまでのご支援、本当にありがとうございました。皆様の今後のご活躍とご健康を、心よりお祈り申し上げます。(3年生 佐藤和)

龍谷大学
 ご卒業おめでとうございます。
 龍大での活動メンバーが少なかったりお忙しい、そんな中でも精力的に活動し、途中から入った僕にもIPJのことについて分からないことがあれば丁寧に教えてくださいました。普段のミーティングでも気さくに話しかけてくださり、横だけでなく縦のつながりができ、とても嬉しかったです。本当に感謝しています。そして、これからのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

新しい学生リーフレットも大学間で協力して作り上げました。桜の下、各大学が新歓活動を頑張っています。