10月2日は「世界えん罪の日」です

「世界えん罪の日」とは

毎年10月2日は、えん罪に対する問題意識を高めることを目的とした「世界えん罪の日」です。

「世界えん罪の日」は、2014年にイノセンス・ネットワーク(Innocence Network) によって創設され、今年は記念すべき第10回目となります。

世界各地で毎年アクションが行われているほか、たとえばカナダでは30以上の都市が10月2日をえん罪の日として宣言しました。イノセンス・ネットワークのホームページ上にはえん罪に関するResource Libraryが整備されるなど、「世界えん罪の日」を世界に広げていく活動が行われています。

日本でも今年初めて、「ひとごとじゃないよ!人質司法プロジェクト」が「世界えん罪の日」のアクションを行う予定です。

ぜひ10月2日には #ひとごとじゃないよ人質司法 の発信の拡散に協力いただけますと幸いです。

イノセンス・ネットワーク:イノセンス・ネットワークは、えん罪被害にあった人々に対する弁護などの法的支援やアドボカシー活動を行う団体の連合体として、2005年に米国で設立されました。2023年現在、米国を中心に、カナダ、英国、オーストラリア、台湾など世界11か国から72の団体が加盟しており、これまでに717名のえん罪を晴らす実績をあげています。日本からは、イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)が加盟申請中です。2023年4月にアリゾナ州フェニックスで開催されたイノセンス・ネットワークの年次大会には、米国を中心に世界各国から1,000人以上が一同に会し、日本からもIPJメンバー6人が参加しました。

〈大会2日目に開催された国際部会のミーティング参加者と〉