【学生ボランティア(京都女子大学)】裁判傍聴に行ってきました

京都女子大学IPJ学生ボランティアとして、6月19日、京都地方裁判所での裁判傍聴と庁舎見学会に参加しました。

裁判傍聴は初めての経験だったため、どのように裁判が行われているのか、実際に自分の目で確かめられることを楽しみにしていました。

今回傍聴した事件は脅迫罪についてのものでした。

法廷に入った瞬間、大学の模擬法廷とは異なり、非常に静かで張り詰めた感じのする空間であったことが印象に残っています。

裁判中、被告人の発言が聞き取りにくく感じた場面がありましたが、検察官も弁護人も、聞き直したり、このような理解でいいかと確かめたりして、被告人の主張をはっきりさせて、裁判を円滑に進めているように感じました。発言の中にでてきた単語の解釈や漢字までいちいち確認するところも驚きました。被告人の言葉の意味を細かく分析して、さらに深掘りしているということから、一つの裁判にかける時間や労力が多く必要なのだと改めて知ることができました。

裁判傍聴の後、裁判所職員の方による説明会と庁舎見学会がありました。裁判官、検察官、弁護士以外にも司法への関わり方は様々にあるということ、たくさんの人が裁判に関わり、迅速な手続のために働いていることがわかりました。特に、裁判所の事務官や書記官などの専門的な職について新たに学び、将来の進路についての視野が広がったように感じました。裁判所のホームページなどでもっと詳しく調べてみようと思います。

感じていたよりも気軽に裁判傍聴ができることを知ったので、また機会があれば是非裁判所に足を運びたいです。

(京都女子大学 2回生 M.T)