2026年も、イノセンス・プロジェクト・ジャパンを、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、いよいよ2026年1月10日から、IPJがモデルの連続ドラマW「シリウスの反証」がWOWOWでスタートします!(*以前の紹介記事はこちら)
同作品の原作は、大門剛明先生による同名の小説で、IPJの活動をモデルに描かれました(大門剛明先生から、IPJへのメッセージはこちら)。今回のドラマは、原作をもとに脚本化し、えん罪救済活動を丁寧に描く重厚な社会派ミステリー作品です。監督は、映画”Winny”の松本優作監督です。
中島裕翔さん演じる藤嶋翔太、仁村紗和さん演じる東山佐奈、そして金子大地さん演じる安野草介は、えん罪救済活動を行う”チーム・ゼロ”のメンバーです。チーム・ゼロに、死刑確定者から届いた1通の手紙から始まる「吉田川事件」の再審無罪に向けた活動が、丁寧に描かれています。主演の中島さんはインタビューの中で、ドラマに込められた思いを次のように語っておられます。
「――この作品の魅力について、どう感じていますか?
本当に、どこかで実際に起きていそうなことが、かなりリアルに描かれている作品だと思います。でも、それを本気で、なおかつエンタメとして届ける力があるのが、この作品の面白さだと思いました。観る人によっては重く感じるかもしれませんが、それくらいリアルな事件なんですよね。
実際に起きている事件を調べてみると、当時の制度や体制の不備によって起きたえん罪事件は本当にたくさんある。
藤嶋が所属する「チームゼロ」も、実在する「イノセンス・プロジェクト」をモデルにしています。こういう活動をしている人たちがいることを知るきっかけにもなると思いますし、人間が考えて作ったシステムだからこそ、どうしても抜けや穴が生まれる。その人間臭さも、この作品の魅力だと思います。」
現在、再審法改正をめぐる動きが活発化しています。その背景には、袴田事件や福井中学生殺人事件など、雪冤までに長い年月がかかってしまった深刻なえん罪事件があることを忘れてはいけません。なぜえん罪が生まれ、なぜ救済が遅れるのか――現在の刑事司法の根本的な課題を突きつめたドラマです。ぜひ、多くの方にご覧いただければ幸いです!
ドラマの法律監修は、IPJメンバーの秋田真志が務めました。また、IPJ事務局長の笹倉香奈も作成に協力しました。松本監督と、秋田・笹倉とのスペシャル対談も、今後、公開される予定です。なお、実はIPJ支援事件当事者の今西貴大さんと、秋田・笹倉は、作品に少しだけ出演しております。ぜひ探してみてください。
IPJは、連続ドラマW “シリウスの反証”を応援しています。IPJが主催した12月7日開催の国際シンポジウムには、松本優作監督と井口正俊プロデューサーが特別に登壇し、ドラマにちなんだスペシャルトークをしてくださいました。その様子も今後公開する予定ですので、ぜひご覧ください!
◆連続ドラマW シリウスの反証(全5話)
2026/1/10(土) WOWOWで放送・配信スタート 毎週土曜午後10:00
番組公式サイトはこちら ⇒ https://www.wowow.co.jp/drama/origina…
主演・中島裕翔×監督・松本優作(『Winny』)
“死刑囚を冤罪から救え!”
25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の真相とは―。
現代司法の課題を突きつけ、冤罪救済に挑む弁護士たちの戦いを描く、迫真の社会派ミステリー!
<ストーリー>
冤罪被害者の救済に取り組む団体「チーム・ゼロ」に所属する弁護士・藤嶋翔太(中島裕翔)のもとに、一通の手紙が届く。「信じてくれ、俺はやってない」。それは、25年前、岐阜県郡上八幡で起きた一家惨殺事件の犯人として死刑判決を受けた宮原(五頭岳夫)からのものだった。宮原に自分の父を重ね、嫌悪と葛藤を抱く藤嶋だったが、事件について調べ始めるなかで、検察の主張と矛盾する不自然な事実を見出していく。しかし、そんな藤嶋たちの前に指紋鑑定の壁が立ちはだかり、岐阜地検のトップである検事正・稗田一成(緒形直人)も動き出す。宮原の死刑執行が刻一刻と近づくなか、藤嶋は、チーム・ゼロの若きリーダーである東山佐奈(仁村紗和)、親友の安野草介(金子大地)たちとともに難攻不落の再審請求に挑むが……。
<番組情報>
出演:中島裕翔
仁村紗和 金子大地
川島鈴遥 吉村界人 / 近藤芳正 綾田俊樹 五頭岳夫
渡辺いっけい 益岡徹
緒形直人
原作: 大門剛明『シリウスの反証』(角川文庫/KADOKAWA)
監督: 松本優作
脚本: 大石哲也 小島聡一郎 松本優作
音楽:田井千里
チーフプロデューサー: 井口正俊
プロデューサー: 星野秀樹 熊谷悠
制作プロダクション: ツインズジャパン
製作著作: WOWOW


